美容医療は外見を改善し自信を高めるための効果的な手段ですが、
施術後の「ダウンタイム」
に関する理解は非常に重要です。
ダウンタイムとは、施術後に通常の生活に戻るまでの回復期間を指し、この期間中に起こりうる体の変化や注意点を知ることで、施術後のトラブルを防ぎ、より満足度の高い結果を得ることができます。
施術とダウンタイムには密接な関係があります。
フェイスリフト(切開リフト)のような手術手技は、疼痛や内出血、腫れなどが少なくとも数週間続くため、ダウンタイムは長いと言われます。
人に会わずにいられる時間が必要になってきます。
ネットショッピングや宅配を駆使すれば、可能かもしれません。
しかし、仕事や家事、育児などの日常生活を犠牲にすることはできません。
そこで、
ダウンタイムの短い
美容医療・見た目のアンチエイジングは
出来ないものか
と考えました!
胃ガンや大腸ガンなどの手術も一昔前は大きくお腹を切って行っていましたが、
今では内視鏡手術や腹腔鏡手術などの低侵襲手術が主流になっています。
ダウンタイムが短くなり、社会復帰も早まっています。
なぜ、保険医療にできて美容医療(自由診療)に出来ないのかと不思議ですよね!
それは一昔前の美容医療では、レーザーやHIFUなどの医療機器が少なく、外科手術が主流でした。
そのため、
美容医療は外科手術で劇的な変化
(ダウンタイムも長い)が当たり前
と刷り込まれてきました。
しかし、医学の進歩は日進月歩です。
効果的でダウンタイムの短い医療機器(レーザーやIPL、RFなど)や医療材料(ボトックスやヒアルロン酸など)が出てきました。
院長の小ネタ02「見た目のアンチエイジング」にもありましたが、
「なぜ今流行りのHIFUやマイクロニードルRF治療器、ヒアルロン酸注射を導入しなかったのか」についてお答えしたいと思います。あくまで個人的な意見です。
HIFU(High Intensity Focused Ultrasound、高密度焦点式超音波治療法)
は重篤な副作用で頬がコケてしまったり、神経を傷つけてしまうこともあります。
熱変性により、皮下にゴツゴツした感じがすると言われることもあります。
マイクロニードルRF治療器
は、皮膚に無数の針を刺して高周波(RF)エネルギーを照射する治療機器です。
そのため、痛みや出血、赤みなどのダウンタイムがあります。
ヒアルロン酸
は、複数回行うと徐々に蓄積され、ヒアル顔と言われる特徴的な顔貌になることがあります。
しかも血管に入ると塞栓症になってしまします。
PRS CLINICでは、
低侵襲でダウンタイムの少ない機器
を揃えました。
SMAS-up NEO(RF&EMS)
は、ラジオ波(RF)と電気刺激(EMS)を組み合わせたリフトアップ治療です。
EMSにより普段の生活の中では動かしにくい部分の筋肉を刺激することによる引き締め効果と、RFで皮膚深層部周囲の温度を上昇させ、コラーゲンの生成を促し、肌のハリやツヤを向上させます。
低侵襲で痛みやダウンタイムがほぼないトータルエイジングケアです。
加齢によるタルミや肌の緩み、小ジワにも穏やかにアプローチします。
HIFUとマイクロニードルRF治療器のいいとこ取りの様な印象です。
ピコフラクショナルレーザー
は、レーザービームを100個のマイクロビームに分割することで、マイクロニードルの様に皮膚に作用します。
真皮に光音響的損傷を発生させ、表面を傷つけることなく創傷治癒のプロセスを導き、肌の緩みや小ジワ、シミの改善が期待できます。
熱による影響や色素沈着のリスクを低減しダウンタイムを最小限に抑えながら治療することができます。
表面を傷つけないマイクロニードルRF治療器、出血の無いダーマペンの様な印象です。
ボトックスは、ボツリヌス菌の作り出す A 型ボツリヌス毒素(天然のタンパク質)を有効成分とする薬剤です。
このタンパク質を極少量緊張している筋肉に直接注射すると、その筋肉が弛緩します。
すなわち、シワを形成する表情筋に注射することで、表情ジワを改善することができます。
その他の医療機器(IPLや脱毛レーザーなど)については
をご覧ください
病気の予防と同じように、
老化の予防を行うことが大事です。
院長の小ネタ01「見た目と健康寿命」にもありましたが、
「健康寿命の指標は、見た目の年齢」です。
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