ピアスのトラブル、形成外科専門医にお任せ!
ピアストラブル外来は、ピアスに関するあらゆるお悩みに対応する専門外来です。
耳だけでなく、ボディーピアスも対応します。
ケロイド摘出手術、外傷性耳垂裂の手術、埋没ピアスの除去、感染や炎症の治療など、
ピアスによるトラブルを傷・傷跡のスペシャリストである形成外科専門医が対応します。
治療内容・方法
耳介ケロイド

耳介ケロイドはピアスの穴あけ後に、炎症が持続し、皮下の線維が過剰に増殖する病気です。
硬く盛り上がり、痛みやかゆみを伴うことがあります。
大きくなっているときは、赤みが強いです。
赤みや症状が落ち着いた頃には、隠せないほどの大きさになっています。

腫瘍摘出後の皮膚欠損を覆うため、
皮膚を残しながら切除します。
耳介の皮膚は薄いため、慎重に剥離をします。
腫瘍を一塊に摘出します。

摘出した腫瘍は、病理検査に提出します。
残した皮膚をトリミングしながら、
元の耳介の形状を再現していきます。
形成外科専門医の腕の見せ所です!

細いナイロン糸で細かく縫合をします。
術後1〜2週間ほどで抜糸を行います。
傷の消毒は必要ありません。
泡状の石鹸で洗い、シャワーで流して下さい。
ピアスによる耳垂裂

傷の消毒は必要ありません。
泡状の石鹸で洗い、シャワーで流して下さい。
絆創膏などで創部を貼付し覆って下さい。
形成外科の受診予約をして下さい。

傷の片縁を切除し、創部の新鮮化を行います。
耳垂の辺縁が窪まないように、形成外科的な縫合(小三角皮弁やZ縫合、W縫合など)を行います。
左図は小三角弁法です。

細いナイロン糸で細かく縫合をします。
術後1〜2週間ほどで抜糸を行います。
傷の消毒は必要ありません。
泡状の石鹸で洗い、シャワーで流して下さい。
治療期間・回数
手術時間:60〜90分程度です。
治療回数:基本的には1回の施術で完了します。場合によっては、数ヶ月後に傷跡修正術を行うことがあります。
術後ケア:術後1〜2週間ほどで抜糸を行います。その後、1ヶ月〜3ヶ月間の経過観察を行います。
費用
ピアスによる外傷やピアス埋没は、原則保険診療の対象外で自費診療となります。
ピアスによるトラブル(感染、炎症、ケロイド)などは保険診療適応の場合があります。
- 耳介ケロイド(保険診療+病理検査:3割負担で10,000円〜20,000円程度)
- 外傷性耳垂裂(自由診療:傷跡修正術44,000円〜88,000円程度)
- ピアス埋没(自由診療:異物除去術11,000円~44,000円程度)
等
リスク・副作用
腫れ・内出血:術後2〜4週間程度で軽減します。
傷跡:時間とともに目立たなくなりますが、完全に消えるわけではありません。
感覚の変化:一時的に感覚が鈍くなることがありますが、通常は数ヶ月で回復します。
PRS CLINICへお気軽にご相談ください。
お電話(054-271-3333)での診察予約も行なっております。