発毛外来

男性脱毛症(AGA)女性脱毛症(FPHL)

脱毛症とは

脱毛症は、正常な毛の生えかわり周期(毛周期)が乱れ、成長期が短縮されることで短く細い毛の状態で退行期に進んでしまいます。通常に比べて多くの毛が抜ける状態です。それを繰り返すことで、頭髪のボリュームダウンに繋がります。

男性脱毛症とは

男性型脱毛症(AGA:Androgenetic Alopecia)は、主に男性ホルモンの影響で引き起こされる脱毛症です。前頭部や頭頂部の頭髪が、軟毛化し細く短くなり、最終的には頭髪が皮表に現れなくなる現象です。

AGAの主な原因

男性ホルモン

男性ホルモン(テストステロン)が、Ⅱ型5α-還元酵素によって変換され、DHT(ジヒドロテストステロン)が生成されます。DHTは毛根にダメージを与え、髪の成長サイクルを短縮させます。

生活習慣

ストレス、不規則な生活、栄養不足、喫煙などもAGAを悪化させる可能性があります。

治療内容・方法

薬物療法は最も一般的で、初期段階のAGAに効果的です。男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン 2017 年版(日本皮膚科学会)にも記載されています。

内服薬:フィナステリドはⅡ型5α-還元酵素を抑制し、DHTの生成を防ぎます。

外用薬:ミノキシジルは頭皮に直接塗布し、血流を改善して発毛を促します。

治療期間・回数

効果が確認できるまで、通常6ヵ月間続けることをオススメします。

AGAは進行性のため、早めに治療を開始するほど効果が得られやすいです。

治療を中止した場合、元の状態に戻ることがあります。そのため、長期的な使用が推奨されます。

治療中は栄養バランスの取れた食事や十分な睡眠で頭皮環境を整えましょう。

費用

薬物療法税込
フィナステリド錠1mg「FCI」(28錠)5,544円
ミノキシジル配合外用液5% 「FCI」1本5,500円

※初診料、再診料は別途かかります。

リスク・副作用


女性脱毛症とは

女性では男性と異なり、頭頂部の比較的広い範囲の頭髪が薄くなるパターンが多いです。主に頭頂部や分け目部分が薄くなるのが特徴です。発症時期についても男性とは異なり、更年期に多くなります。

また男性ホルモン依存性では病態が説明できない場合も有り、「女性型脱毛症(female pattern hair loss)」という病名を用いることが多くなってきています。

FPHLの主な原因

ホルモンバランスの変化、加齢、ストレス、栄養不足などが影響していると言われています。

特に更年期以降に多くなります。

妊娠・出産前後のホルモンバランスの変化により、一時的に抜毛が増えたり、頭頂部のボリュームが減ることはあります。

治療内容・方法

外用薬:ミノキシジルは頭皮に直接塗布し、血流を改善して発毛を促します。

※女性用は男性用より低濃度(通常1%)を使用します。

サプリメント:閉経後の女性においてエクオール(エクエル プチ:大塚製薬)が毛髪の老化(密度の低下、軟毛化、白髪化)抑制に関与します。

治療期間・回数

効果が確認できるまで、通常6ヵ月間続けることをオススメします。

FPHLは進行性のため、早めに治療を開始するほど効果が得られやすいです。

治療を中止した場合、元の状態に戻ることがあります。そのため、長期的な使用が推奨されます。

治療中は栄養バランスの取れた食事や十分な睡眠で頭皮環境を整えましょう。

費用

薬物療法税込
ミノキシジル配合外用液1%「FCI」1本4,400円
エクエル プチ 60粒 30日分4,320円

※初診料、再診料は別途かかります。

リスク・副作用

PRS CLINICへお気軽にご相談ください。

お電話(054-271-3333)での診察予約も行なっております。